よくお問い合わせいただく質問と回答

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Q1.なぜ合成コルクから天然コルクに変えたのですか?
A.合成コルクは、コルク臭がなく、コルクダストも出なくて、理想的なコルクなのですが、開けづらいという欠点があります。多くのお客様からコルクが抜けないという苦情の問い合わせがありました。そこで、今回の新酒にツイントップコルクを採用させて頂きました。ツイントップコルクは両端を高級コルクと同じ素材のディスクと圧着コルクを張り合わせたものです。ワインの酸化に対して、合成コルクよりも良い結果が得られており、フルーティーな新酒、キャンベル・アーリーやマスカット・ベリーAに最適なコルクです。
コルク臭もなく、合成コルクのように抜きづらいということもありません。これからは、天然コルクと合成コルクの両方の良さ兼ね備えたツイントップコルクを、新酒のキャンベル・アーリーとマスカット・ベリーAに使います。
Q2.うめワインと梅酒は違うの?
A.違います。うめワインは醸造酒です。梅酒はリキュールです(ますます、分からなくなりますね)。  梅酒は、一般的に、焼酎に氷砂糖を加えて、梅を漬け込んで作ります。
一方、うめワインは、梅を裏ごししたものに、糖分を加えて、酵母によって発酵させました。ですから、梅酒とは異なり、口当たりのさっぱりした味に仕上がったと思っています。ある酒販店さんは、『これは確かにワインですね』と言ってくださいました。梅酒と同じと思って飲まれた方は、少し渋いように感じられたかもしれません。  都農町の轟、立野地区の梅は、宮崎県でもトップの生産量を誇っています。その梅でワインを作りました。うめはクエン酸を始めとする有機酸を豊富に含むヘルシーな果実です。夏ばて解消に皆さん、うめワインはいかがですか(もう、秋ですね)。
Q3.ワックスキャップがワインに入ってしまいましたが、大丈夫ですか?
A. 大丈夫です。
ミツバチが作ったロウ(蜜ろう)で、ワックスキャップは出来ています。天然素材ですのでご安心下さい。蜜ロウは、化学的に言いますと、高級アルコールと高級脂肪酸がエステル結合したものです。(職員:工場長、なんでそんなに詳しいの?工場長:学生の時、蜜ロウの分析をさせられたことがあるんだ。)ので、全く無害です。また、ワインに溶け込むことも全くありません。
キャップシールの素材には、塩ビや鉛、スズ、アルミのラミネートなど、色々あります。都農ワインは、最も環境にやさしい素材として、ワックスキャップを採用しました。塩ビは燃やすと、ダイオキシが出る可能性があります。
また、鉛やスズはコルクを通して、ワインに溶け込む可能性があり、人体に有害です。ワックスキャップは燃やしても炭酸ガスが出るだけで、安全な素材です。
Q4.ボディーって何?
A.職員A/工場長、赤ワインの『ボディー』って何?よく『フルボディー』って使うでしょ。
工場長/あのなぁ、お前、何年ワイナリーで働いているの?味のコクや厚みを表現する言葉だよ。味の軽いものから、重厚なものまで、それぞれ、ライトボディー、ミディアムボディー、フルボディーって言うんだ。
職員A/じゃ、うちのマスカット・ベリーAは?
工場長/新酒のマスカット・ベリーAはライトボディー。マスカット・ベリーAエステートはミディアムボディーって言ってもいいんじゃない。
職員A/何か基準みたいなものがあるの?
工場長/いい質問だな。実は、以前調べたことがあるんだけど、化学的には明確な基準が無いようで、慣用的に使われている言葉みたいなんだ。味のコクや厚みを構成しているのは、アルコール、糖分、エキス分と言われているんだけど。アルコール度数が高いと、口の中で粘り気を感じるんだ。それと、赤ワインの場合は、タンニンが多いと同様なことが言える。ワイン醸造学でかの有名なPeynaud博士は、サプリメントインデックスという指標を発表したことがあるんだけど、それはアルコール度数引くリッターあたりの酸とタンニンの量を…
職員A/ストップ!!、私は忙しいの!
Q5.樽発酵って何?
A.都農ワインのシャルドネ・エステートとアンフィルタードは樽発酵をしています。 普通、白ワインの醸造は、ぶどうを搾汁した後、ステンレスタンクで発酵させるのが一般的ですが、それを、樽の中で発酵させたものを「樽発酵」と言います。通常、樽は225リッターのフレンチオークの小樽が使われます。また、樽発酵後は、引き続き、乳酸発酵させ、さらにおり引きをせずに酵母と接触させるのが一般的です。酵母は次第に自己消化を起こし、アミノ酸に分解され、うまみ成分となってワインに移行していきます。従って、樽発酵させたシャルドネの特徴は、ステンレスのそれと比較して、香味が複雑なことが言えます。柑橘系の香り、乳製品の香、バニラ香、ナッツの香、それに口に含んだときのボリューム感。そういうものをイメージしながら、私たちはエステートやアンフィルタードを醸造しています。
Q6.スパークリングワインって何?
A.スパークリングワインとは発泡性のワインのことを言います。スパークリングワインは製造方法で次の3種類に分類できます。
●ビン内2次発酵/ワインにさらに糖分と酵母を加えてビンの中で2次発酵させ、炭酸ガスを封じ込めたもの(シャンパン法、シャンパンが有名)。
●タンク内2次発酵/同様に、圧力タンクの中で2次発酵させたもの(シャルマン法、ゼクトが有名)。
●炭酸注入法/冷却したワインに炭酸ガスを注入し、瓶詰する方法。 都農ワインのスパークリングワインは、炭酸ガス注入方式で作られています。都農ワインのスパークリングワインの特徴は、フルーティーで気泡が細かくて、泡持ちが良いことが上げられます。そして、これほど、美しいロゼのスパークリングワインは世界でも類が無いのではと、自負しております。
Q7.ヴィンテージ(Vintage)ってなに?
A.ブドウが収穫された年のことです。ヴィンテージ・イヤー(Vintage Year)は、特によいブドウが収穫された年のことを意味することもあります。ヴィンテージを表記するには、その年に収穫されたブドウでワインを作らなければなりません。他の年に収穫されたブドウから作られたワインをブレンドすることは許されません。都農ワインは1999年からヴィンテージを表記することにしました。ヴィンテージはワインの飲みごろを判断するのに重要な手がかりになります(キャンベル・アーリー、マスカット・ベリーAは新酒のうちに飲みましょう)。
Q8.ワイン専用種ってなに?
A.ブドウは大きく分けて生食用のブドウとワイン用のブドウのふたつに分けられます。生食用のブドウは尾鈴ブドウで代表的なキャンベル・アーリーや巨峰のような生で食べるブドウのことを言います。一方、ワイン専用種のブドウは普通、生食に供されることはなく、ワインの原料になります。実は、世界的に見るとワイン専用種の方が圧倒的に栽培されており、世界各地ですばらしいワインが作られています。代表的な品種は、都農ワインでも栽培されているシャルドネやカベルネ・ソービニオンなどがあります。ワイン専用種は、ヨーロッパ系ブドウとも呼ばれ、多湿の日本では栽培は不適と言われてきました。しかし、最近になって日本各地でワイン専用種の栽培の成功例が増えてきています。都農ワインでもワイン専用種の栽培に力を入れております。 特に雨の多い宮崎県都農で先達が苦労して築き上げた尾鈴ブドウ。今では、遠くは北海道まで出荷され、確固たる地位を築いてきました。私たち都農ワインは、祖父たちのチャレンジスピリットを受け継ぎ、尾鈴ブドウのさらなる飛躍を夢見ています。
Q9.ワインは寝かせれば寝かせるほどいいの?
違います。ワインには飲み頃があります。 ワインを語るとき、非常に難しい問題があります。日常的なワインから、芸術的な、人々の尊敬を集める文化的な所産ともいえるワインまで存在するからです。最高級のワインの中には飲み頃を迎えるのに10年、20年寝かせるものもあるそうです(私は、まだ飲んだことがありません・・・工場長談)。
従って、ここでは日常的なワイン、あるいは中級クラスのワインに限ってお話します。
私たちが普段接する大多数のワインは、既に飲みごろです。日常的なワイン、中級クラスのワインは寝かす必要はありません。そのようなワインの本質はフルーティアンドフレッシュにあります。長期熟成で代表的な品種であるカベルネ・ソービニオンでさえ2年後には市場に出回るのが一般的です。フルーティなタイプのロゼや白は出来るだけ早く召し上がったほうが得策です。キャンベル・アーリーやマスカット・ベリーAなどのラブラスカ種のぶどうから作られるワインはビニフェラ種と比べて早く飲み頃を迎えます。都農ワインのロゼ(キャンベル・アーリー)は年内に召し上がるのが一番おいしく頂けます。
Q10.ぶどうを絞った後の皮はどうしているの?
都農ワインはぶどうを絞った後の皮を自社農園(牧内生産組合)のぶどう畑に堆肥として散布しています。みなさん、都農ワインに敷地内に“グリーンガイア”とういう生ごみ処理の実験プラントがあるのをご存知ですか。これは、わずか12時間で生ごみを良質な菌体肥料に変えてしまう装置です。今年の仕込みから、このグリーンガイアを使って、ぶどうの皮の堆肥化の実験を始めました。都農ワインはぶどうの絞りかすを良質な堆肥に変えて、積極的に循環型農業を目指します。
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