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未来を醸す
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グリーンガイアと都農ワイン。そして大地に根ざした文化
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Preparing for the future
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Preparing for the future Tsuno wine is brought to you by a culture and
a people deeply in tune with mother earth.
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「みんなのワイン」という夢を共有して
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都農町は1999年「潤いと活力のあるまちづくり」
優良地方公共団体自治大臣表彰を受けました。
地元産にこだわったワインの生産・販売により、
産業の振興を図ったことが評価されたものです。
しかし都農ワインが販売を開始したのは、そのわずか3年前。
96年11月、ロゼと赤ワイン3万本余りのリリースでスタートしたのでした。
幸せなことに、この旅立ちは多くの皆様に祝福をもって迎えられ、
限定販売にも関わらず
瞬く間に売り切れました。続いて発売した白ワインは即日完売という状況で、
たちまちにして「幻のワイン」の名をいただいたのです。
これほどの結果を誰が予測し得たでしょうか。
「焼酎王国宮崎」にあって、ワイン用ぶどうの生産技術も販路開拓も、
すべてゼロからの出発でした。そこにはただひとつ、
「みんなのワイン」という夢の共有だけがありました。
九州でも有数のぶどう産地「都農」から、
ワインづくりを通じて食と農への新しい提言ができたなら……。
そんな思いが響きあい、ぶどう生産者、ワイン醸造家、消費者が一体になった
ワイナリーづくりが始まったのでした。
ワインレストラン「ソネット」のオープン、10万5,000本体制に設備増設、
国際スタンダード規格の採用、果実酒製造の永久免許取得、
そしてワインセラー建設と20万本体制の確立。
ワイナリーのオープンから4年でここまでたどり着いたのです。
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河野 通継
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都農町町長
(有)都農ワイン代表取締役
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プロフィール
1935年、宮崎県児湯郡都農町生まれ
都農町議会議長、都農町監査委員 2003年9月、都農町長就任3期目(平成7年9月初当選)
公職/宮崎県国民健康保険団体連合会理事
九州国道協会監事、宮崎県町村会理事、児湯郡町村会会長 他
趣味/スポーツ、読書、音楽
「音楽」は本来声楽だが、現在は歌を忘れた老人
作詞・作曲/都農町立都農小学校創立百周年賛歌
特別養護老人ホーム尾鈴荘『尾鈴荘恋歌』他作曲
「都農町音頭」他作詞
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安心で安全な食の生産のために
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地域に根ざした地元で愛され続けるワイナリーを理想として、
「都農ワイン」は設立されました。
生産者と消費者の顔の見える関係を大切にしたワインづくりです。
それは、おいしいだけでなく安心で安全な食の生産をめざすことでもありました。
良質の原料が良質のワインになるという視点で、
安心で安全なぶどうの生産への取り組みにも、一層の力が注がれるようになりました。
菌体肥料をつくる実験プラント「グリーンガイア」が、
ワイナリーの敷地内に設置されたのも、こうした取り組みへの試みのひとつです。
化学肥料に頼らない有機農法によって、より安心で品質の優れた農産物をつくりたい。その願いを実現するための実証実験が始まりました。
ワイナリーのぶどう園をはじめ、畜産農家、野菜農家、農協の各部会でも
菌体肥料を使った土づくりの手応えが試され、成果をあげています。
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山と海、大地との関わり方。それは文化にほかならない
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生産性を重視し化学肥料に過度に依存した近代農業が、
地球環境や人体に及ぼす影響は深刻です。
私たちは農業が環境汚染の元凶になってはならないと考えてきました。
そのために農業の基本である土づくりに取り組み、
自然の生態系を重視した環境保全型の農業をめざしてきたのです。
2000年に操業を開始した「グリーンガイア」は、微生物が有機物を分解する
メカニズムを用いて、食物残さから菌体肥料をつくるプラントです。
菌体肥料は、土壌改良剤として使うことにより土本来の力を最大限に引き出し、
植物の生育環境を整える働きをします。
都農町では、食物残さをリサイクルして農業に活用し、
有機物が循環するシステムを構築することによって、
農業が自然の正常な営みのなかに取り込まれることをめざしています。
都農ワインでは、この「グリーンガイア」によって
ぶどうの絞りかすも菌体肥料とし、自社農園のぶどう栽培に活用しています。
こうした取り組みは、自然が本来の生態系を取り戻すための、
小さな一歩かもしれません。
しかし、そのささやかな積み重ねが、
環境保全型の農業と循環型社会の実現に不可欠なのです。
やがて健全な大地は、山と海にもつながり、私たちの暮らしを潤す源になります。
緑に包まれた尾鈴山と、青くまぶしい日向灘。
このかけがえのない自然環境に本来の生命の営みを取り戻し、
次の世代に引き継ぐことは私たちの責務です。
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